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胸の暗がりに 

胸に宿る薄暗い空の端に
三日月があるのを
うつむきがちに家路を急ぐ
人びとは知らない
想いをねじふせて唇を結ぶ
あなたのたった一つきりの
希望がどれだけ美しいかを
月は知らない

恋人たちは優しさをお互いに
押しやりながら相手の指先ばかりを追う
あともう少しだけ
あとひとつだけ
子どもたちは幸福の時間が無限にあると
自らを騙しながら駆けていく

ひとつきりの美しさを知ったら
あなたの希望の尊さを知ったら
空のほんとうの色を知ったら
優しさ裏にあるかなしみを知ったら

三日月ののぼる胸の暗がりに星はいくつ見えるだろう
[2016/08/29 19:40] 詩片 | TB(0) | CM(0)

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