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骨と海 

時々思い出したように
手首や首に手をあてて
脈を感じる
影を探す少年が今、
自分にナイフを向ける

どうかどうかしあわせにと
王子と燕がいのちをかけた
夢物語を
受けとるはずだった両手を
きれいに交差させて
脈を感じる

この生温かいからだを循環するなにかを知らずにこころだけがそれを否定するようになって

大人になったつもりの量だけ
汚いものを
知ったふりをしながら
静かに息を
吐いたり吸ったりして
泣きながら、海を思った

時々脈を感じる
帰りたいと伝えることが
出来ないままで
取り残された骨だけの魚が
迎えに来るまで
生きなくちゃならないと思った






[2016/08/16 21:15] 詩片 | TB(0) | CM(0)

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